Speaker pHAT (3) iPhoneやitunesの音源をネットワーク経由(Airplay)で再生(Raspberry Pi Zero w)
Speaker pHATを使って、iPhoneやiTunesから音楽再生したいと思い、実際にRaspberry Pi ZeroでAirPlayを利用して、iPhoneやitunesの音源を再生させてみた。
その際、Shairportというソフトを使用する。
今回はRaspberry Pi Zero wで動作確認した。
Shairportを使った手順は①~⑤の通り。
①Raspberry Pi Zero wをインターネットに接続できる状態にする。
②Speaker pHATのインストール
③Shairportのインストール
④Shairportを起動
⑤プレーヤー(itunesやiPhone)から曲を再生
まず、①~②については下記リンクに従い、完了させる。
③について、
下記リンクの内容通りですが、ここを参考にして実際に実行してみた。
http://count0.org/2014/10/30/air-play-usb-audio-raspberrypi.html
下記内容を実行して必要なパッケージをインストールする。
sudo apt-get install git libssl-dev libavahi-client-dev libasound2-dev
Yを実行
しばらく待つ。
Shairportをビルドする
git clone https://github.com/abrasive/shairport.git
しばらく待つ。
その後、shairportを実行する。
まず、下記3つのコマンドを実行
cd shairport/
./configure
そして、makeを実行。
その後、
./shairport -a "airplaydemo" →" "間の名前は自由(表示される名前)
を実行。
iTunesを開き、Airplayボタンを押すとデバイス名が表示されて、選択可能となる。
airplaydemoを選択して曲を再生すると無事にSpeaker pHATから音がでた!
iPhoneもデバイスが表示されて曲が再生された。
この時のiOSのバージョンは10.3.1
ここまでの設定ではRaspberry Piを再起動した際は改めてShairportを実行しないといけない。
再起動した場合、下記を再度実行するとairplayボタンにデバイスが表示される。
cd shairport/
./shairport -a "airplaydemo" →" "間の名前は自分で設定した名称
とりあえず再生できた。
実際に操作しているときにairplayのdeviceを選択した際にエラーとなることが何度かあった。
自動起動については改めて記載予定。
因みにSeaker pHATはPimoroniだけでなく、Amazonでも購入できそう。
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