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Electroblog.jp introduces convenience projects using smart home appliances and Raspberry Pi.

Raspberry Pi Zero w (3) Raspberry Pi搭載のSDカード内のフォルダを読み書き(Samba)

Raspberry Piに搭載しているSDカードに音源をいれる度に取り外すのは厄介。

なので、Sambaというソフトを使ってRaspberry PiのSDカードへネットワーク経由で無線でアクセスしてみる

OSはRaspbian。

 

注記:Zero wは技適が取れていないようなので内蔵無線LANを使用しない方法を解説します。

 

まず、Sambaをインストールするため、Raspberry Piをインターネットへ接続できる環境へ設定する。

下記、記事からwifiルーター等へ接続しておく。

Raspberry Pi Zero (1) HDMIディスプレイ無しで最初から無線LANのみでラズパイと接続 (Zero w共通) - ElectroBlog

 

teratermからRaspberry Piへssh接続する。

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sudo apt-get -y install samba

を入力してSambaのインストールを開始する。

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更に待つ。

f:id:ElectroBlog:20170505213106p:plain

↓この画面に戻るまで待つ。

f:id:ElectroBlog:20170505213228p:plain

 完了したら次にSambaへ登録する。

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sudo smbpasswd -a pi

下記返答する

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このPasswordは

raspberry

と入力(2回)。

そして、サーバーを再起動する

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sudo service smbd restart

 

あとはアクセスしたいフォルダの設定をするだけ。

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/etc/samba/smb.confの末尾に下記を追加する。

/var/lib/にあるlibフォルダを共有フォルダとした。

 

[lib]
path = /var/lib
read only = No
guest ok = Yes
force user = root

 

path →共有フォルダにしたいフォルダのディレクトリ

force user →所有者情報と同じ名前にする必要がある(このフォルダはrootだった)

 

保存して終了する。

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そして、マイコンピューターから

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または

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(接続しているIPアドレス)

にアクセスする

前者の場合、IDとPWを入力する必要がある。

ID : pi

PW : raspberry

 

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接続が完了するとフォルダが表示される。

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これで通常のフォルダを扱うようにドロップで音源データの管理が可能となる。

このときは既にインストールしているmpd直下のmusicフォルダにWAVファイルを置いてみた。

 

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注意:ファイル名に空白があるとエラーが起きるので空白がある場合はアンダーバーなどへ変更する。 

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早速、mpdを使って、曲を再生してみた。

teratermで下記を実行する。

mpc clear

 (現在のプレイリストクリア)

mpc ls | mpc add

 (全てのファイルをプレイリストへ追加)

mpc play

 (再生)

無事に再生できた。

 

その他Raspberry Pi情報、Micro:bit情報はTOP PAGEからどうぞ

Speaker pHAT (1) 購入。Raspberry Pi Zero wで動作

Raspberry Piに装着して簡単にネットワーク・スピーカーとなるSpeker pHATを購入。

購入はPimoroniでPaypal決済。

 

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到着。

f:id:ElectroBlog:20170422135256j:image

 

ピンソケットとスピーカーユニットの接続に半田付けが必要。

f:id:ElectroBlog:20170422135307j:image

 

早速、Raspberry Pi Zeroに装着して音出しまで完了。

やり方も簡単でzeroを自宅のネットワークにつなげて必要なソフトウェアをインストールするだけ。

 

無事にネットワーク経由で曲操作も完了。

aplayではVUメーターが動きましたが、mpcでは動かせず、、、、、

 

音質はさておき、利便性の面では便利すぎる。

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 音出しまでの解説は後日記載。

 

 

 

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Raspberry Pi Zero w(2) 初期設定:HDMIディスプレイを使わずに無線でラズパイを制御する(Raspbian) (Zeroも共通)

Raspberry Pi ZeroとZero wを購入したが、初回の接続でHDMIディスプレイを使っうことが多いが、ディスプレイやケーブルの準備に手間がかかるのでどうしても使いたくない。

そこでRaspberry Pi Zero wでHDMIディスプレイを使わずに無線ルーター経由でRaspberry Piを制御するためのSSH接続を行ってみる(Zeroも共通)。

Raspberry Pi Zero wはPimoroniからPaypalを使って購入。

※2017年9月現在 Amazonでも購入可能。

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あとTranscend Micro SDカード(8GB)を購入。

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他にも標準USBコネクタの無線ルーター等を接続できるように、

Micro USB OTGコネクタも購入。

価格はPimoroniで£1.67。このときは日本円で368円くらい。

microUSB OTG Adapter Shim for Pi Zero - Pimoroni

Amazonでも似たものが買えそう。

SSA Service社製 

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10日かからないくらいでPimoroniから到着。

 

手順は1~3の通り。

  1. Raspbianのインストール
  2. ssh有効設定へ変更
  3. 外付け無線ルーター(今回はPLANEX)でRaspberry piへssh接続(APモード)。

          

まずはMicroSDにRaspbianのイメージファイルをいれる。

Download Raspbian for Raspberry Pi

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左側のDwnload ZIPを選択。(RASPBIAN JESSIE WITH PIXEL)

zipを解凍する。

ここで、イメージ書き込み用にWin32 Disk Imagerをインストールする。

Win32 Disk Imager 日本語情報トップページ - OSDN

win32diskimager-1.0.0-install.exeをダウンロード。

 

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SDカードを差し込み

Raspbianのimageファイルを選択。

注意:[D:]のところは、書き込み予定のSDカードが刺さっているディスク名を選択すること。

Writeを選択してimageを書き込む。

 

次がとても重要。

          

ssh接続を有効する作業。

有効にする方法は、以下の通り。既にssh接続できた場合は不要。

imageファイルをマウントしたMicro SDをSDアダプター等でPCに接続して、最上位にsshというフォルダを作成する。

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完了したらRaspi zero wに差し込む。

 f:id:ElectroBlog:20170506064801j:image

写真右側のMicro USB端子にUSBケーブルを差し込み、PCかコンセントから5V供給してRaspiの電源をいれる。

しばらくするとLEDが常時点灯となる。

 

          

左側のMicroUSB端子にOTG コネクタを差し込み、ホテル等で使うUSBタイプの無線ルーターを接続する。 

ここでは Planex社のものを使用。

中々手に入りにくい場合は、 下記記事で使用した2つの機器を組み合わせて使っても同じことが可能。

Raspberry Pi Zero (3) Raspberry Pi Zeroで無線LANのAPモードを使ってSSH接続 - ElectroBlog

 

PCのワイヤレスネットワーク一覧に表示されるplanex-2.4~~~~~でwifi接続する。

SSH接続用に使いやすいTeratermをダウンロードする。

ダウンロードファイル一覧 - Tera Term - OSDN

このときはver4.93をダウンロード。

 

PCのコマンドプロンプトから

 ipconfig

を入力。

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このときは192.168.1.11で接続されているとわかる。

 

ここでコマンドプロンプトを開く。 

ping 192.168.1.11

を入力すると、応答が帰ってくることがわかる。

ここで下一桁をずらした値で再度実行すると

ping 192.168.1.10

 

 192.168.1.10 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
 192.168.1.10 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=128

と応答が帰ってきてraspberry piと接続できていることがわかる。

環境によっては、1つずれの値ではなく、いくつかずれた値の場合もある。

応答がない場合は、以下のような応答となる。

192.168.1.11 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.1.13 からの応答: 宛先ホストに到達できません。

  

接続できるIPアドレスが判明したら、

ダウンロードしたTeratermフォルダを開き、ttermpro.exeを起動する。

TeratermのHost欄にさきほど通信ができたIPアドレスを入力する。
 

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Raspberrypiとうまく接続できるとUser nameとPasswordの入力画面となる。

 

すぐにSECURITY WARNING画面が表示されるので、そのままContinueを押下。

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User nameとPassword入力欄に

User name : pi

Passphrase : raspberry
と入力。(初期はこの値)

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うまく進んでいけばこの画面が表示される。

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試しに

sudo ip addr
と打ち込むと現在、192.168.1.10で接続されていると表示されていることがわかる。

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これでraspi zero wとのssh接続は完了。

 

 

◆Raspberry Pi 3の内蔵無線LAN接続方法はこちら

◆イーサネット(有線)での接続方法はこちら

 

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Raspberry Pi Zero w (1) Raspberry Pi Zero wを英Pimoroniで購入

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PimoroniからPaypalで購入。

 

1x Raspberry Pi Zero W - Zero W only
£8.00

 

1x Pibow Zero W

£4.17

 

Subtotal : £12.17 GBP

Shipping : £5.50 GBP

Total : £17.67 GBP

Exchange rate: 1 JPY = 0.00684974 GBP

 

¥2,580

 

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〜音出しまでは近日更新予定〜

 

 

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