Raspberry Pi Zero w (3) Raspberry Pi搭載のSDカード内のフォルダを読み書き(Samba)
Raspberry Piに搭載しているSDカードに音源をいれる度に取り外すのは厄介。
なので、Sambaというソフトを使ってRaspberry PiのSDカードへネットワーク経由で無線でアクセスしてみる
OSはRaspbian。
注記:Zero wは技適が取れていないようなので内蔵無線LANを使用しない方法を解説します。
まず、Sambaをインストールするため、Raspberry Piをインターネットへ接続できる環境へ設定する。
下記、記事からwifiルーター等へ接続しておく。
Raspberry Pi Zero (1) HDMIディスプレイ無しで最初から無線LANのみでラズパイと接続 (Zero w共通) - ElectroBlog
teratermからRaspberry Piへssh接続する。
sudo apt-get -y install samba
を入力してSambaのインストールを開始する。
更に待つ。
↓この画面に戻るまで待つ。
完了したら次にSambaへ登録する。
sudo smbpasswd -a pi
下記返答する
↑
このPasswordは
raspberry
と入力(2回)。
そして、サーバーを再起動する
sudo service smbd restart
あとはアクセスしたいフォルダの設定をするだけ。
/etc/samba/smb.confの末尾に下記を追加する。
/var/lib/にあるlibフォルダを共有フォルダとした。
[lib]
path = /var/lib
read only = No
guest ok = Yes
force user = root
path →共有フォルダにしたいフォルダのディレクトリ
force user →所有者情報と同じ名前にする必要がある(このフォルダはrootだった)
保存して終了する。
そして、マイコンピューターから
または
(接続しているIPアドレス)
にアクセスする
前者の場合、IDとPWを入力する必要がある。
ID : pi
PW : raspberry
接続が完了するとフォルダが表示される。
これで通常のフォルダを扱うようにドロップで音源データの管理が可能となる。
このときは既にインストールしているmpd直下のmusicフォルダにWAVファイルを置いてみた。
注意:ファイル名に空白があるとエラーが起きるので空白がある場合はアンダーバーなどへ変更する。
早速、mpdを使って、曲を再生してみた。
teratermで下記を実行する。
mpc clear
(現在のプレイリストクリア)
mpc ls | mpc add
(全てのファイルをプレイリストへ追加)
mpc play
(再生)
無事に再生できた。
その他Raspberry Pi情報、Micro:bit情報はTOP PAGEからどうぞ